こんにちは。オンライン薬局です。
アレルギーってすごく耳にする単語ですよね。
うちの事務さん「僕、ナッツアレルギーだからピーナッツ入りのやつ食べれないんです・・・しくしく(泣)」
なんてこともあったりなかったりします。
アレルギーって、実は体の反応によって大きく4種類に分類されるんです。
Ⅰ型アレルギー、Ⅱ型アレルギー、Ⅲ型アレルギー、Ⅳ型アレルギー
と言われています。
よく身近に上げられるものはⅠ型アレルギーのことが多いです。
例えば、花粉症、蕁麻疹、喘息、アナフィラキシーショック、アトピー性皮膚炎・・・など。
今回から数回にかけて、上記の4疾患について軽く触れていきます。
今日は花粉症についてみていきましょう!
花粉はスギ・ヒノキ・シラカバなど様々なアレルゲン物質があげられますね。
2023年は、2月上旬頃から日本西部より飛散し始め、北海道では4月上旬頃からスギ花粉が到来するという予想が立っています。
花粉症の治療としては、アレルギー薬として抗ヒスタミン薬が使用されます。ヒスタミンというアレルギー物質をブロックする作用があります。
抗ヒスタミン薬は種類が豊富で、効果が強いが眠くなりやすいものだったり、比較的マイルドで作用時間が長いものであったり、眠くなりにくさに特化したものなどあります。
また、場合によっては点鼻薬などの外用薬が使用されることもあります。
点鼻薬は、粉末タイプと液状タイプがあります。
ステロイドといって抗炎症作用を示すものや、鼻の血管の調整をして鼻閉症状を改善させるような薬もあります。
花粉症は予防がとっても大切です!
症状がなくても薬であらかじめ予防しておくことによって、症状を軽度で抑えられることもあります。
アレルギーの薬は症状に合わせて増減せず、できれば継続して使用が必要です。
ちなみに鼻の血管にアプローチして鼻閉症状を改善させるタイプのものは、予防的には使用できません。使用頻度に困ったときは、相談してください。
執筆者も、今月上旬頃から花粉症の患者様を何人かご対応させていただきました。
そろそろ本格的に始まってくると思いますので、早めに病院を受診して、おくすりをもらうようにしましょう!
次回は「喘息」について書いていきます★
おたのしみに~
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