『異常行動、事前の対策を』薬のせい?インフルエンザのせい?

今年は例年よりも早くインフルエンザが流行期に入っており、札幌市内の小中学校では学級閉鎖の措置が取られているところも増えてきています。
10月に入り、これからさらに感染者が増加する可能性もあります。
インフルエンザが流行ると薬局でもよく聞かれるのが、
「タミフルを飲んだら異常行動が起こるんですか?」
「薬を飲ませても大丈夫なの?」
と心配になる方も多いと思います。
実際、過去に抗インフルエンザ薬を服用した患者さんで異常行動が報告されたことから、異常行動=薬の副作用という認識が広まった時期がありました。
しかし、その後の調査では抗インフルエンザ薬を服用していない患者でも異常行動が見られたことがわかりました。
そのため、薬の服用の有無にかかわらず、インフルエンザに感染した場合は異常行動による転落事故を防ぐための対策が必要となります。
異常行動の例
・突然立ち上がって部屋から出ようとする
・興奮して窓を開けて、ベランダに出て飛び降りようとする
・人に襲われる感覚を覚え、外に走り出す
・意味の分からないことを話す
・突然笑い出す
・ぼんやりして反応が鈍くなる
これらの異常行動は
①就学以降の小児・未成年者の男性で報告が多い(女性でも発現する)
②発熱から2日間以内に発現することが多い
ことが知られています。
発熱後少なくとも2日間は、就寝中を含め、特に小児・未成年者が容易に住居外へ飛び出さないために、例えば、以下のような対策を講じてください。
・玄関や部屋の窓を施錠する
・ベランダに面してない部屋で寝かせる
・階段や高い場所の近くに1人で行かせない
・できるだけ1人にしない
これからインフルエンザが増える時期に備え、薬のことだけでなく、発熱中の見守りと安全対策も準備しておきましょう!





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